七色

感じることを怠けないように。

すきなものをお買い物に行って、ほしいものがなくって手ぶらで帰ることになっても、できればがっかりはしたくない。すてきなものいっぱいみせてもらったなあ、次はほしいものに出会えるといいなあ、って思って帰りたい。お店としてはそんなお客いやだろうし、買わないことにムッとされて、つっけんどんな物言いされたりしても、まー仕方ないのかな? わたし、帯締め一本買わなかったし。でも、帰る道々、あーこの店ではもう次はないなって思った。そんで、けっこうがっかりした。

お店の人が値段の安い商品を、ものすごく粗雑に(手荒にという意味じゃなく、態度として粗雑に)あつかったのに、ものすごーくがっかりしたんだよ。いいものは高いとか、安いものはそれなりとか、そんなんは大体知ってるのよ。でも、ランク落としたらこんなのとかこんなのとかしかありませんよ、良くないでしょ、っていうふうに商品をみせるのはどうなのよ。リーズナブルなきものと帯だって、組み合わせ次第ではおもしろく着れるのが着物の良いとこなわけで。これこそが鉄板!!て組み合わせしかみせてくれないのには、がっかり……うん、がっかりしたなあ。

これにはこれがベスト!って組み合わせは、よく合ってはいるけど、マネキンが着てるみたいで面白くはない。もうちょっと抜けてるとこがあるほうが個人的にはすき。というか、こちとらマネキンじゃないから、どうしても着られてる感じになっちゃうし。

Kさん(前の担当さん)いなくなっちゃって、残念だよ。もーないなー、ほんとに。