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追想五断章

渋い作品。面白かったです。オチがちょっと弱い気がするけど、作品としてはそれで良かったというか、全体がきれいにまとまってた。薄暗くて、ノイズまじりで、かっこいいBGMとか全然流れてなくて、ただ淡々とフィルムがまわってく、奇想天外なオチはなくて、わかりやすい救いもなくて、ストーリーは良く出来たミステリで、有名な俳優はひとりも出ていなくて、でも１回見たら忘れない、邦画みたいな話。
米澤さんは「謎を解く」ってことを、決していいことじゃないって捉えた作品が多くて、この話も、謎なんか解いても誰も喜ばない、むしろ知らなくていいことを明るみに出すことにしかならないってスタンスなのが、面白いというか好きだな。今年は古典部の新刊が出そうなので期待。

娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)

ずっと気になってた作品。駅で時間つぶしに本屋に入ったら１巻だけあったので買ってみる。面白かった。なるほどなー。わたしはつぐみちゃんに感情移入はできないけどなー。２巻も買いたい。海江田さんすてき。西さんの作品はしばらく読んでなかったけど、また読んでみようかなあ。他のも気になってはいたので。

PSYREN 9 (ジャンプコミックス)

この辺はまたちょっとぐだぐだですな…。もうすぐ10巻なのに安心できない（ジャンプの掲載順的に）。がんばって！

去年は比較的本を読めた年だったかも。今年はもう少し読みたい。図書館が家の近くにあるので（徒歩5分くらい）。図書館はほんとうに偉大です。タダで本が読めるってすごいわー。