七色

感じることを怠けないように。

 千の夜と万の朝と

おめでとう、とか、幸せにね、とか、ありきたりの言葉が、どうしようもなく特別になる夜。すてきな時間をどうもありがとう。ふたりのこの先が、おだやかでちょっと騒がしい毎日でありますように。

幸せってほんとに生半可なことじゃない。それでも、だからこそ、まるで呪いをかけるみたいに、おめでとうおめでとう幸せにね、って笑う。どうか1年後も、5年後も、10年後も、幸せだよって笑っててください。願わくばわたしたちも一緒に笑ってたい。年を取るってそういうことだったらいい。