七色

感じることを怠けないように。

祖母の袋帯を半幅に作り替えられないかなって話。ほぼ私信なので畳みます。


品物。
父方の祖母がハタチの頃に締めていたという袋帯。母が嫁入りした直後(22歳くらい)に祖母からもらい、その頃から「いらねー!つかえねー!!」と思いつつ、どうにも処分できずに今まで箪笥にしまい込んでいたもの。
母からは「持ってってよ〜邪魔だよ〜」と再三言われつつ、スルーしてきた。この前ふと「あれ半幅に作り直したら使えるんじゃ?」と思いつき、もらってきた。


久々に見たら、記憶よりも凄まじい…。
全体。戦災にあったか何かで駄目になってしまった部分があるため、生地を途中で接いである。そのため、袋帯としてはかなり短い。映り込んでるのは夫の足。


接いであるの、ここ。お太鼓の部分、かな?

刺繍がされてるところはけっこうな厚み。見た感じ傷みはそれほどないけど、力を入れて引っ張ると、糸がきしむような音はする。

無地の部分はナシ。一体どんな着物に締めてたんだろう…。このまんま取っておいても袋帯としては使わないので、半幅にするか、無理ならもう端切れとして再利用ということでどうかしらという感じです。



もう一本の祖母の若い頃のピンク地の袋帯。これも使いづらい重い派手すぎ、と思ってたけど、上のに比べるとぜんぜん普通に見える。こっちもできたら半幅にしちゃいたいなー。