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- 作者: 保坂和志
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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保坂さんのエッセイひさびさに読んだ。相変わらずだなー、、。このひとの書いたものを読むと、言葉の持つ力がまざまざとよみがえってくるのを感じる。今はアウトプットよりインプットを大事にしたいけど、この先自分がなにかを伝えたい、表したいと思ったら、その手段は言葉以外にないだろうなあきっと。その不可能さを知りつつ、それでも言葉でなくちゃ語れないものを信じて、苦しみ、探し続ける。それが作家であると、わたしも思っています。うん。
たいそうシンプルな、この装丁は良い。好きだ。あと、この本を読んで初めて知ったけど、保坂さんて1956年生まれなのね。ひとまわり上くらいかと思ってた。親世代に近いとは……! 驚いて、すこし納得。こんなふうにそのまんま年って取ってしまうものなんだな。ありあり。
- 作者: basso
- 出版社/メーカー: 茜新社
- 発売日: 2009/06/26
- メディア: コミック
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1冊にまとまってるシリーズものなのに、雑誌で読み切りを読むような感じで読んでしまった。雰囲気でつるっと最後までいってしまうというか。この作者さんの作品は、そういう読み方しても仕方ないのに〜。活字ばっかり読んでると、漫画をうまく読めなくなる気がする。またタイミングが合いそうなときに読んでみよう。