剣禅一致

柳生石舟斎 (山岡荘八歴史文庫)

よみおわったー。ここしばらくの一連の柳生本は、柳生好きの友人に影響されて読み始めたんだけど、読んでよかったなあ。面白かった。剣豪ものというよりは家族もので、一族全体がひとつの大きな……里？に住んでるみたい。身体を錬磨しなければ思考もけっして鍛えられないとか、身体で覚えたことしか実際には役に立たないとか、そんでも純粋に考える力ってのは絶対に侮れないとか、なんかいろいろ考えた。自分の身体と頭の両方で考える、って大事だよな！ と甲野さんの本に戻ってみたり。

自分の頭と身体で考える (PHP文庫)

身体を使って覚えたことがある、その経験ていうのは、わたしのなけなしの体験から言っても、有益です。当たり前か。でもそれをしみじみ思い知ったのは、わたしはだいぶ年を取ってからで、そのことはだいぶ後悔してる。また踊りやりたくなった。