七色

感じることを怠けないように。

明日香の王女 第9巻 (プリンセスコミックス)(全9巻)
辺境警備 1 (プチフラワーコミックス)(全6巻)
玄奘西域記 1―Oasis Road綺談 (プチフラワーコミックス)(全4巻)
Replica Master (レプリカ・マスター) (Wings comics)
ダ・ヴィンチ・コード〈下〉(上下巻)
大鷲の誓い デルフィニア外伝 (C・NOVELS Fantasia)
空漠の玉座―デルフィニア戦記〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)デルフィニア戦記1〜4巻)


GW中に読んだもの。しばらく発熱でおなかの調子も悪かったんで、家のあちこちに転がって本や漫画を読んでた。並べてみるとラクに読めるやつばっかりだなあ。ほとんど再読。明日香の王女は超名作! すごい面白い。読んでないひとは読むといい。河村さん、この後に長編書いてないのかなあと思ってアマゾンでチェックしてみたけど、読み切りしか描いてないみたい。残念。辺境警備玄奘ももちろん名作。レプリカマスターもほんっとに名作。面白い。なるしまさんは長編を描くより、3回とか5回とか限られた枠の中で描く方がいいものを描いてくれるんじゃないかなあ。長編漫画を読む限り、ふろしきを拡げるのはとても上手だけど、物語を収束させてくのがあんまり上手くない気がする。話を作る段階でもっとがんがん煮詰めて、ある程度要素を削った方がいいんじゃないかな。削らなくても抑えるとこは抑えるというか。全ての設定を見せる必要も、全てのキャラクターを活躍させる必要もないよね。……と思うけど、なるしまさんの描かれるキャラは確かに魅力的で、いっぱい描いてほしい気もする。世界観もいい。むずかしい。


デルフィニア外伝を読んだ勢いでデルフィニアのコーラル奪回編も再読。外伝は読んだことないのに既視感がぬぐえない感じで、面白かった。茅田さん、まだちゃんと書けるんだなー。バルロとナシアスなんて本編でもあんなに出張ってたのによくもまあ書くことがあるもんだ。ダヴィンチコードも面白かった。割とシリアスな話なのに読んでて全然つらくないのは、自分がキリスト教という宗教をちっとも身近に感じていないからか、主人公や登場人物が精神的にシビアな状態にならないからか。この登場人物のドライさ?(単純さというか)ってやっぱりコナンくんと似てる。推理ものってそういうもの?


アビス遊びたいなー。