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私が殺した少女 (ハヤカワ文庫JA)

天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)

沢崎シリーズ2、3作目。直木賞を取った2作目は本当に面白かった。導入部も引き込まれるし、少女を自分が殺したことになるのかどうかってことを気にしてる沢崎の妙に人間くさいとこも良かった。これを読んだ後、ハードボイルドの定義ってなんなんだろうね、などと弟と話をして、とりあえず、事件、暴力、ヤクザ、警察、銃、煙草、そして何より小粋な会話！！ だろうということになった。小粋な会話いいよー。実写化されたら間違いなく笑っちゃうけど、でもいい。