七色

感じることを怠けないように。

 ほんとうに何もできない

友だちが結婚式のときの写真を送ってくれた。花嫁さんの写真うれしい! 紅白のドレスかわいいなー。新郎めろっとしてるなー。とか楽しかったんだけど、ブーケをいただいたり、新郎側の余興に参加させてもらったりしたので、けっこう枚数があって、ひさびさに自分の映った写真を何枚も見た。………なんか、きもの教室でのきものショーに出たとき(その写真をみたとき)も思ったけど、わたしこういう場所だといまだに舞台みたいな顔の作り方をしちゃうんだなー。無芸きわまりないから舞台をやってたとは言いにくいけど、舞台に立った回数だけなら100や200じゃきかないので。そのせいでそれなりに着飾った状態でステージに類似した場所に立つと、どうしてもこういう顔を作ってしまう。お里が知れてよ!


こういう顔ってどういう顔かというと、客席からでもはっきりとわかるような笑顔、です。うれないアイドルの末期みたいになるので、どうもなー…。微妙だ。舞台に立ってたのって5歳から17歳くらいまでだし、あの年代なら許される表情というものがあるのだよ! 今同じ顔をしてはいけない。でも正直、今どういう顔を作るのがふさわしいのかはわからない。一緒に列席した友だちはびじんなので、もっとぱきっとした笑顔のつくりかたとかを研究してみたらどうかと思った。


舞台はやってただけでほんとに何もできるようにならなかったけど、でもおもしろかったなー。いろんなひとがいたし、嫌なことも楽しいこともたくさんあったし。「きれいにしすぎることはない」とか「ブスのわきまえ」とかいろいろ金言もたまわったし。