■
キャラメルボックス2007チャレンジシアター
『猫と針』
作 恩田陸演出 横内謙介
ほんとうにチャレンジシアターって感じだったなあ。キャラメルの劇はいつもいっそありえないくらいきれいにオチがつくから、知らず知らずそういうのを求めて見ちゃってたのかもしれないけど、あれでは納得のいかないことが多すぎる。脚本もいまいちだった、なー…。そこにいないひとのことを登場人物が語って、だけど肝心のその人物の姿が話が進んでもちっとも見えてこない。登場人物それぞれが抱えてる事情もありきたりすぎて、ありきたりすぎるのに上っ面で、どれもぴんとこない。こういうストーリー仕立てですごく上手に作られてたお話か劇か映画があったと思うんだけど思い出せない〜。
タイトルはすてき。あと喪服っていい。