七色

感じることを怠けないように。

ひさびさに外で倒れた。連休と地震でわやついてる駅の事務室のはしっこの、カーテンで仕切られた長いすで寝かせてもらう。身体が熱いのに手足がつめたい。冷や汗がひっきりなしに流れる。通り過ぎるひとたちがいろいろ言う声。頭の上ではごーって音が鳴りっぱなしで、まるで海の底みたいだなあと思う。ううん、違う、ここは空の底だ。

大事には至らなかったので良かったんだけどね。しばらく休んだら自力で帰れたし。(ここまで来たんだからと事務室を出た後、ジュンク堂に向かいかけたのは秘密だ。)(池袋だったので。) でも、うーーん、かなり久々に本気でやばかったので、少し目が覚めた。仕切り直し、みたいなね。そう何もかも思い通りにはできない。そんなことわかってる。それでも、会いたいひとがいて、行きたい場所があって、観たいものがあって、知りたいことがあって、やりたいことがあって、守りたいものがあって、育てたいものもあって、わたしはそれをばかにしない。それくらいはやり切りたい。

しかしとりあえず、漢方元に戻してもらおう…。電話しなきゃ。