七色

感じることを怠けないように。

 青緑付下げ

母がきものを着に、わざわざうちまで来てた。帯が締めにくいやつだったので、あちこち手伝う。確かに、こういう背中心に縦に模様がくるやつって、ずれちゃうと目立ってかっこわるいんだよね。生地もかなりやらかくてくたっとしてて、いかにも締めにくそうだった。でも、こういう色のたくさん入った帯って、合わせやすくて良いんだよなあ。着物は青緑?の地に白く地模様が入ってる、色のきれいな品のいいやつだった。(これ付下げでいいのかな?)(わたしはこういう色似合わない…。)


・着物:青緑付下げ(多分)

・帯:茶色地袋帯

帯揚げ:ベージュ?

帯締め:水色に金

・上着 : 朱色道行き+毛皮襟巻き


着物、帯、帯締めは去年亡くなった祖母のもの。母にとっては元姑のもの。祖母は体格が良くて、反対に母はすごく細いので(7号でウエストをつめる)、着物も着にくそうだった。行き先は職場の同僚の結婚式。髪は美容院でやってもらって、でもちょっといまいちだった。アップにするとふけるし、下ろしたままで巻くと若作りだし、どんなスタイルがいいのかは難しそう。Kさん(この前わたしの頭をやってくれたのと同じ美容師さん)がんばって!



追記。
後日、母からメール。着物は着たときにちょっと失敗したところ(おはしょりと帯揚げ)以外は、最後まで着崩れもせず完璧だったそう。でも髪型は失敗だったって。…失敗ってほどじゃなかったと思うけどなあ。ほんと完璧主義者なんだから。「ななこが言う通りアップが正解でした」 うん、あげるとふけるけどね。年にはある程度逆らわない方が、きっとうつくしいと思うよ。